庄地協の活動や行事、地域の情報を記載しています
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ふれあい花壇の草取りをほぼ欠席して
今日は人権学習の研修視察です
7:50庄公民館集合、8:00出発で県北の真庭市に向かいます
出発してすぐ、小林会長の挨拶の後、資料も配布されました
今回の研修視察は「山中(さんちゅう)一揆」に関する場所を巡るものです
山中一揆は1726年に発生した一揆で
一揆史上類例のない51名もの犠牲者を出した
日本三大一揆に数えられる一揆です
山中というのは、真庭市の旭川上流地域を指します
※山中一揆につきましては、ネットで検索頂いてもすぐ見つかりますし
文献も多くありますので、今回は詳細は省略します
まず訪れたのは久世町にある目木構(めきかまえ)
まず大きなムクノキが出迎えてくれました
目木構は当時の大庄屋・中庄屋の跡です
山中の農民4~6千人が結集し、ここを打ち壊しました
一揆の発端となった地です
現在は「真庭市養護老人ホームささぶき苑」の一部のようですが
当時の「大庄屋」ぶりがわかる、建物でした
次は・・・、山中一揆とは関係ないのですが
目木構と目と鼻の先でしたので、毎来寺を訪問
このお寺、版画の寺として有名で
その版画を作成されてるご住職が
説法でなく、版画の話をお話下さいました
いたるところ版画だらけ
もう、貼るところもないくらい、版画が貼られました
毎来寺の次は「華蔵庵(けぞうあん)の松」「天神橋」です
天神橋は農民側と武士側が交渉を行ったとされる地です
その天神橋のすぐそばにあるのが華蔵庵の松です
樹齢約360年・・・、山中一揆を見た松です
次いては「重願寺」
山中一揆の後、山中地域は一時期幕府直轄の天領となりました
久世に代官所が置かれたのですが、この重願寺の門は
その代官所の門を移設したものらしいです
代官所の早川代官は名代官として有名で
重願寺の隣の陣屋(代官所)跡には、このように・・・
今も久世の町を見守っておられました
さて、そろそろ昼食時間
場所も久世から勝山に移動して「椎ノ木御殿」で昼食です
椎ノ木御殿は旧勝山藩主の住居です
門も前の大きな木、これが名前の由来となった椎ノ木です
椎ノ木も立派なら、住居・お庭も立派なものでした
午後一番の訪問地は「義民弥治郎碑・忠犬塚」です
弥治郎は一揆の首謀者の一人で、山の洞穴に隠れており
飼い犬の「白」が毎回、弁当を首にまいて届けてたそうです
「白」の行方を追った武士側が弥治郎を発見し・・・
弥治郎の碑と白の塚は寄り添うように同じ方向を向いています
その先、田んぼをはさんで約200m先に弥治郎の生家がありました
この山の中のどこかに、隠れ潜んでいたのでしょうね
そして今回のメインです
山中一揆義民顕彰会会長の植木紋次郎さんの講話と
湯原義民の丘(山中一揆義民の碑)訪問です
暑い中でしたが、植木会長には一気に講話を頂きました
その時間1時間超・・・、参加者の皆さんも一生懸命聞いておられました
講話に続き、植木会長の案内で近くにある義民の丘訪問です
小林会長が花を手向け、全員で合掌・礼拝です
慰霊碑には犠牲となった51名全員の名前が刻まれています
で、ここで同行頂いた倉敷公民館館長の謎が解けました
碑には「斬首」と「打ち首」が区別されて記されています
日本語的には同義語なのですが・・・、なぜ?
これは植木会長の判断で、取り調べもなく現地で処刑されたものを「斬首」
津山に護送(山中は津山藩配下でした)され取り調べの後に
処刑されたものを「打ち首」とし区別されたそうです
最後は湯原から一気に蒜山へ
田部義民の墓です
西茅部村を中心に立ち上がった青壮年者で
そのうち処刑された犠牲者20人の墓です
当初からこの場所にあったのではなく
後に徐々に集められたものと伝えられています
これで研修は終了です
が、時間もありますし、お勉強のご褒美でもありませんが
1時間ばかり近くの「ヒルゼン高原センター」へ・・・
夏休みも後半です、センターは家族連れでいっぱいでした
まぁ、遊園地で遊ぶような歳でもありませんし
涼しいお土産コーナーをうろうろするのがほとんどでした
16時、ヒルゼン高原センターを後に、バスは一気に庄へ
途中
すごい雨にあいました
この時期、県北では普通のようです
庄にも一雨欲しいところですが
17時過ぎ、庄公民館着です
雨の降った気配無し、降る気配も無しです
遠くには
こんな入道雲が見えるんですがねぇ
山中一揆・・・
こんな哀しい過去が、ここ岡山県にあります
総社の方にも新本義民騒動の義民四人衆の「義民碑」があるそうです
皆さんも近くを通る機会があったら是非立ち寄ってみて下さい
約9時間の研修視察・・・
バスに乗ったり降りたりの忙しい研修でした
参加者の皆さん、ご苦労様でした
(END)
今日は人権学習の研修視察です
7:50庄公民館集合、8:00出発で県北の真庭市に向かいます
出発してすぐ、小林会長の挨拶の後、資料も配布されました
今回の研修視察は「山中(さんちゅう)一揆」に関する場所を巡るものです
山中一揆は1726年に発生した一揆で
一揆史上類例のない51名もの犠牲者を出した
日本三大一揆に数えられる一揆です
山中というのは、真庭市の旭川上流地域を指します
※山中一揆につきましては、ネットで検索頂いてもすぐ見つかりますし
文献も多くありますので、今回は詳細は省略します
まず訪れたのは久世町にある目木構(めきかまえ)
まず大きなムクノキが出迎えてくれました
目木構は当時の大庄屋・中庄屋の跡です
山中の農民4~6千人が結集し、ここを打ち壊しました
一揆の発端となった地です
現在は「真庭市養護老人ホームささぶき苑」の一部のようですが
当時の「大庄屋」ぶりがわかる、建物でした
次は・・・、山中一揆とは関係ないのですが
目木構と目と鼻の先でしたので、毎来寺を訪問
このお寺、版画の寺として有名で
その版画を作成されてるご住職が
説法でなく、版画の話をお話下さいました
いたるところ版画だらけ
もう、貼るところもないくらい、版画が貼られました
毎来寺の次は「華蔵庵(けぞうあん)の松」「天神橋」です
天神橋は農民側と武士側が交渉を行ったとされる地です
その天神橋のすぐそばにあるのが華蔵庵の松です
樹齢約360年・・・、山中一揆を見た松です
次いては「重願寺」
山中一揆の後、山中地域は一時期幕府直轄の天領となりました
久世に代官所が置かれたのですが、この重願寺の門は
その代官所の門を移設したものらしいです
代官所の早川代官は名代官として有名で
重願寺の隣の陣屋(代官所)跡には、このように・・・
今も久世の町を見守っておられました
さて、そろそろ昼食時間
場所も久世から勝山に移動して「椎ノ木御殿」で昼食です
椎ノ木御殿は旧勝山藩主の住居です
門も前の大きな木、これが名前の由来となった椎ノ木です
椎ノ木も立派なら、住居・お庭も立派なものでした
午後一番の訪問地は「義民弥治郎碑・忠犬塚」です
弥治郎は一揆の首謀者の一人で、山の洞穴に隠れており
飼い犬の「白」が毎回、弁当を首にまいて届けてたそうです
「白」の行方を追った武士側が弥治郎を発見し・・・
弥治郎の碑と白の塚は寄り添うように同じ方向を向いています
その先、田んぼをはさんで約200m先に弥治郎の生家がありました
この山の中のどこかに、隠れ潜んでいたのでしょうね
そして今回のメインです
山中一揆義民顕彰会会長の植木紋次郎さんの講話と
湯原義民の丘(山中一揆義民の碑)訪問です
暑い中でしたが、植木会長には一気に講話を頂きました
その時間1時間超・・・、参加者の皆さんも一生懸命聞いておられました
講話に続き、植木会長の案内で近くにある義民の丘訪問です
小林会長が花を手向け、全員で合掌・礼拝です
慰霊碑には犠牲となった51名全員の名前が刻まれています
で、ここで同行頂いた倉敷公民館館長の謎が解けました
碑には「斬首」と「打ち首」が区別されて記されています
日本語的には同義語なのですが・・・、なぜ?
これは植木会長の判断で、取り調べもなく現地で処刑されたものを「斬首」
津山に護送(山中は津山藩配下でした)され取り調べの後に
処刑されたものを「打ち首」とし区別されたそうです
最後は湯原から一気に蒜山へ
田部義民の墓です
西茅部村を中心に立ち上がった青壮年者で
そのうち処刑された犠牲者20人の墓です
当初からこの場所にあったのではなく
後に徐々に集められたものと伝えられています
これで研修は終了です
が、時間もありますし、お勉強のご褒美でもありませんが
1時間ばかり近くの「ヒルゼン高原センター」へ・・・
夏休みも後半です、センターは家族連れでいっぱいでした
まぁ、遊園地で遊ぶような歳でもありませんし
涼しいお土産コーナーをうろうろするのがほとんどでした
16時、ヒルゼン高原センターを後に、バスは一気に庄へ
途中
すごい雨にあいました
この時期、県北では普通のようです
庄にも一雨欲しいところですが
17時過ぎ、庄公民館着です
雨の降った気配無し、降る気配も無しです
遠くには
こんな入道雲が見えるんですがねぇ
山中一揆・・・
こんな哀しい過去が、ここ岡山県にあります
総社の方にも新本義民騒動の義民四人衆の「義民碑」があるそうです
皆さんも近くを通る機会があったら是非立ち寄ってみて下さい
約9時間の研修視察・・・
バスに乗ったり降りたりの忙しい研修でした
参加者の皆さん、ご苦労様でした
(END)
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